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仁王門保存修理工事

県指定文化財晧臺寺保存修理工事

晧臺寺仁王門は寺伝により、延宝8年(1680)長崎奉行牛込忠左衛門の寄進によって、晧臺寺五代逆流により創建されたと伝わります。哠臺寺仁王門はこれまで修理を重ね維持されています。しかし建立後 343 年経過していますことから、経年劣化が各所に見られ傷みが生じています。特にシロアリによる蟻害と雨漏りによる腐朽が著しい状態でした。土間に敷かれた石の下には、水が多く含まれておりシロアリ発生の要因になっています。参道の石の下は、水が溜まるほどの状態でした。長期に亘る蟻害は、下層上部の斗栱や隅叉首、貫など損傷が著しく、上層小屋内は雨漏りによる桁や梁材の腐朽とシロアリによる蟻害は甚大です。木部断面が空洞化し 20%しか身がない箇所も確認されました。その影響から上層床に不陸が生じ、木部も一部折損しておりました。長崎県、長崎市及び設計者と打合せを行い、 令和6年8月より全体を解体し補修することで工事を開始し、令和8年12月21日工事完成を目標に工事を進めております。

晧臺寺仁王門設計仕様

晧臺寺仁王門保存修理工事記念

記念キーフォルダー作成の案内

仁王門保存修理工事にて瓦を全て葺き替えることとなりました。現在の瓦のかけらをキーフォルダーにして記念品を作成致します。令和7年末完成予定としています。

仁王門既存瓦

仁王門保存修理工事にて撤去した軒瓦を50枚程、工事現場に保存しています。ご希望の方がいらっしゃいましたらお分け致します。

瓦葺き替えについて

仁王門保存修理工事にて、瓦を全て本葺き瓦に葺き替える予定です。新しく葺き替える瓦への書入奉納希望者を募集させて頂きます。申込用紙は本堂受付及びホームページ内でご案内しています。ご確認宜しくお願い致します。

晧臺寺仁王門「屋根瓦志納」のご案内

令和6年9月5日 地鎮祭

工事の安全を祈願し地鎮祭を取り行って頂きました。
晧臺寺幼稚園の皆様に安全を祈願して頂きました。

令和6年9月 足場組立~仁王像・扁額お預け~素屋根設置

令和6年10月 素屋根設置〜屋根瓦撤去

令和6年11月 屋根野地板撤去〜小屋組み撤去

令和6年12月 天井板・地梁撤去〜2層目壁廻り撤去

令和7年1月22日 第1回修理委員会

令和7年1月 1層目斗組撤去~1層目柱・貫撤去

令和7年2月 木材搬出~木材調査

令和7年3月 渡り廊下解体~床石撤去~木工事(加工場)

令和7年4月 礎石撤去~基礎掘削及び埋設物確認

令和7年5月14日 第2回修理委員会

令和7年5月 石工事(礎石撤去)~土工事(捨てコン打設完了)

令和7年6月 基礎工事(鉄筋工事)

令和7年7月 基礎工事(コンクリート工事)

令和7年8月 基礎工事(石工事) 木工事(補修・修理)

令和7年9月 基礎工事(石工事) 木工事(原寸検査)

宗教法人 晧台寺
〒850-0872
長崎県長崎市寺町1番1号
TEL.095-823-7211
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