晧臺寺ブログ
晧臺寺瓦志納書き
2022-07-14
7月11日より瓦志納の裏書きを始め、晧臺寺の僧侶たちで書かせていただきました。
約3000枚の瓦の志納を本当にありがとうございました。
晧臺寺法戦式
2022-07-02
七月二日は半夏生、一年の折り返しでもございます。
今年は梅雨も早く開けてしまい暑い日が続いていますが、皆様は如何お過ごしでしょうか?
晧臺寺では、その前日に法戦式という行事が行われました。
夏と冬に特別な修行期間があります
仏教の生まれた、昔のインドでは夏は雨が降り続けて虫などが活発になり外で修行するのが難しかったので、寺の中で外に出ることせず修行を行っていたと、
その際に寺に雨が降る前にどんどんと僧侶が集まったのです、これを安居と言います、そして安居の制を結ぶことを結制と呼びます。
インドでは夏のみ安居が行われてましたが、中国に仏教が伝来すると夏冬の二回になりました。
首座、
暑さも厳しくなってきましたが、まだまだ晧臺寺の夏安居は続きます。
この安居の終わりは8月まででございます。あと一か月間のこの期間、一日一日を無駄にせず勤めて行こう思います
「光陰虚しく渡ることなかれ、、」
曹洞宗の大事なお経の参同契 という中にこの言葉が書かれています、
二度と来ることのない「今」をないがしろにして無駄に浪費して生きていくことだけはしないように、、
私達の人生は一度だけでございます、この安居も同じものは二度と来ることはないのです
私たちは、この気持ちを安居が終わっても、修行道場から自分のお寺に帰っても
常日頃の生活のなかで大事に持ち続けなければいけません。
「光陰虚しく渡ることなかれ、、」
どうか、皆様もこの心をお持ちになられて過ごして下さい。
人生がどれだけ大事なものであることを知ることができます、
そして、自分だけではなく周りの人の人生も大事に出来るようになるでしょう
そうすれば、これほど楽しい人生はないのではないのでしょうか
合掌
5月5日 晧臺寺合同供養
2022-05-08
今月、当山にて合同供養行われました。
晧臺寺では、月に二回お寺で供養会が行持られています
供養とは、真心を込めてお花や香、飲食等お供えする事です
今回の法要はご先祖様に対して行われた供養です。
中々、若い人達は供養なんかしても意味がないと思う方が多いのではないでしょうか?
この私も、お坊さんなる前はそんなことを思っておりました。
今生きてる自分が大事、過去の人に何かをする事はやらなくていいと思ってました
ですが、それは間違っていました。
仏教では「縁」という言葉があります。
今ここにいる自分が生きているのは、間違いなく父母がいたからです、そして、父と母にも両親がいます。
この縁の繋がりがあって今の自分が存在します、一つでも掛けたらこの命はないのです
ご先祖様達に感謝し供養するというのは、今の自分に感謝をすることでもあるのです。
自分を本当に感謝をできるとこの体を大事にしていこうと思います。
自分のことを大事に出来るようになれば周りの人を大事に出来るようになります。
それが「縁」であります。
そして、今の自分が存在できるのはその「縁」のおかげでだからです。
この心を多くの人が持っていければ、この世界から争いがなくなると私は信じています
南無帰依仏
南無帰依法
南無帰依僧
合掌