晧臺寺ブログ
12月の晧臺寺
2020-12-24
晧臺寺のサンタ・・・
12月20日、合同月忌供養
今年最後の合同月忌供養、そしてこの法堂でやる最後の合同月忌供養でした。
お経も今までとは違っていました。
正法眼蔵「生死」、「道心」というお経です、こちらは永平寺開山の道元禅師様がお示しになられたお経です。
いつも合同月忌供養で誦んでる修証義というお経はこちらの正法眼蔵から言葉を抜粋して作られたものです
なので、聞いた方はいくつか聞き覚えのある言葉があったと思います
晧臺寺の師走
2020-12-15
最近、気温を下がってきて冬らしくなってきました。
当山では、12月に入って1日から7日まで一週間坐禅を行う、臘八摂心というものがありました。
この期間は晧臺寺の僧侶たちは朝、昼、夜と一日中坐禅を坐ります。そして、次の日の8日に成道会という法要を行います。
この法要はお釈迦様が悟りをお開きになったことを讃える法要です
成道会とは、
なぜ、このような事をするのか?
それは、お釈迦様はシャカ族の王子として生まれました、ある時人が生きていく上で必ず来る病、老い、そして死の苦しみがありそれからは逃げられない現実があることに気がつきます。
この現実の苦しをどう受け止めたらいいのか、どうしたらいいのか、その答えを求めて29歳の時に出家をされました。
その後6年の苦行を続けましたが、それでは答えを得ることができませんでした。
その後、苦行から離れて体を癒して菩提樹の木のもとで坐禅に入りました。そして長い坐禅のすえについにお悟りを開かれたのでした。
また、坐禅の期間を一週間とも言われてまして、悟りを開いた日が12月8日と言われています。
この事から、私たちでは12月の1日から7日、そして8日はお釈迦様のお悟りを讃え、行持るため臘八摂心、成道会を行っているのです。
11日、紅葉の植樹
また、今月の11日、風頭公園まで行く道の所で紅葉の植樹が行われました。
天候もよく晧臺寺から僧侶が手伝いに行きました
計30本の紅葉が植えられました。
北九州予備校坐禅会
2020-11-08
11月3日に当山で、北九州予備校の坐禅会が行われた。
参加者は、およそ50名。
予備校の生徒達は姿勢を正し息を整えて、約30分程度の坐禅に打ち込んでました。
例年、北九州予備校はこの時期に坐禅をしに来ています。
この坐禅は受験合格の祈願のものではなく
受験勉強で疲れている心をリラックスしてもらう坐禅です
この日は皆さん、身体も心も受験勉強のことから離れて只ひたすらに坐禅をして頂けたと思います。
まさに、只管打坐。
令和二年 晧臺寺秋彼岸会
2020-10-08
今年の初めより新型コロナウイルスが流行して、春の彼岸会は山内の僧侶のみで行われましたが、
今年の9月21日より23日まで、当山の秋彼岸会は参拝者を呼んで行われることが出来ました。
コロナの予防として、人が集まらないように地域ごとに日にち指定で来てもらい、会場の席の間隔を充分に取りアルコール消毒などしてもらうようになどしました。
また、法要後のお説教は晧臺寺山内のご老師方で行われました。
やはり、例年より人は少なかったですが皆様とご一緒に法要を執り行うことが出来ましてよかったなと思いました。
令和2年 晧臺寺開山忌
2020-09-15
9月8日、9日に当山の開山忌が行われました。
例年は、沢山のご寺院さんがお手伝いに来ていただいていたのですが
今年は、コロナ禍の中で感染防止のため山内の僧侶だけで行事を行いました。
年々、修行僧の数は減っている中で晧臺寺の全員で、工夫と協力し合いながらすべての法要をお勤めすることが出来ました。