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晧臺寺ブログ

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2020年晧臺寺年末

2021-01-01
12月25日 歳末布薩会
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、無事に年を越すことが出来ましたことお祝い申し上げます。
去年の12月の末は色々と行持がありました、その中で25日に行われた「歳末布薩会」。
この「布薩」という法要は一般のお寺では中々しているところは少なく、私たち晧臺寺では月に二回、15日と末日に略布薩とうい法要を行っています。
これは、戒(仏教徒が守るべき約束)を読み上げてその戒を破っていないか、どうかを確認をし、反省する、懴悔をする儀式です。

また「歳末布薩会」では、一年の反省等していただき綺麗な心になって、新しい年を迎えるようにこの法要を行っています
説教師、天福寺住職 塩屋秀見老師  
布薩会の風景
12月29日晧臺寺搗餅諷経
12月29日には、晧臺寺の餅つきが行われました。

この搗餅諷経とは、仏様のお供え餅を搗く前にあげる法要です。
晧臺寺では外でお経を誦んで、最初の一搗きをご導師様にしていただて、それからお寺の僧侶たちで搗いて行きます。

今年もお手伝い何人の方々が来ていただいていました。

終わった後は、仏様や菩薩様たちにお供えをしていきました
搗餅諷経の風景
餅つきの様子
12月31日 除夜の鐘
最後に31日、当山の除夜の鐘です

例年なら何百人と鐘を撞きに来るのですが、今年はやはりコロナのこともあり少ない人数でした。
また、晧臺寺もいつもならぜんざいを来た方に振舞うのですが今年はやりませんでした、
最初は除夜の鐘もどうするか考えていましたが、外にある鐘で撞いていただき、前後にアルコール消毒をしていただくことで行うことにしました

令和二年はコロナの一年でした、今現在も新型コロナは猛威を振るってますが、
自粛する事で色々はものを顧みて反省を出来たのではないでしょうか
長い人間の歴史の中で今までとは違う生活のスタイルへの変化により私たちは自分自身を振り返り、懴悔、つまり大きな布薩ではなかったのではないのでしょうか。なら、令和三年は反省を活かす年でございましょう

我昔所造諸悪業 
皆由無始貪瞋痴 
従身口意之所生 
一切我今皆懴悔

今年は丑年でございます。
丑の歩みはゆっくりですが、確実に一歩、一歩と前に進んでいきます。
きっと、私たちの歩みも一歩、一歩確実に進んで行くのでは
ないでしょうか
その一歩進めるために、反省をしていきましょう


南無帰依仏 南無帰依法 南無帰依僧・・・・

12月の晧臺寺

2020-12-24
晧臺寺のサンタ・・・
12月も終わりになって来ました。
25日は世間ではクリスマスですね、晧臺寺では18日に晧臺寺幼稚園の園児にサンタが来たみたいです。

もちろん本物ではなくお寺の雲水が変装したものです

宗教は違いますが、園児たちには一年の楽しみですから、雲水も気合いを入れて役になりきります。

12月20日、合同月忌供養
今年最後の合同月忌供養、そしてこの法堂でやる最後の合同月忌供養でした。
お経も今までとは違っていました。
正法眼蔵「生死」、「道心」というお経です、こちらは永平寺開山の道元禅師様がお示しになられたお経です。
いつも合同月忌供養で誦んでる修証義というお経はこちらの正法眼蔵から言葉を抜粋して作られたものです
なので、聞いた方はいくつか聞き覚えのある言葉があったと思います

晧臺寺の師走

2020-12-15
臘八摂心、そして成道会
最近、気温を下がってきて冬らしくなってきました。
当山では、12月に入って1日から7日まで一週間坐禅を行う、臘八摂心というものがありました。
この期間は晧臺寺の僧侶たちは朝、昼、夜と一日中坐禅を坐ります。そして、次の日の8日に成道会という法要を行います。
この法要はお釈迦様が悟りをお開きになったことを讃える法要です
成道会とは、
なぜ、このような事をするのか?
 
それは、お釈迦様はシャカ族の王子として生まれました、ある時人が生きていく上で必ず来る病、老い、そして死の苦しみがありそれからは逃げられない現実があることに気がつきます。
この現実の苦しをどう受け止めたらいいのか、どうしたらいいのか、その答えを求めて29歳の時に出家をされました。
その後6年の苦行を続けましたが、それでは答えを得ることができませんでした。
その後、苦行から離れて体を癒して菩提樹の木のもとで坐禅に入りました。そして長い坐禅のすえについにお悟りを開かれたのでした。
また、坐禅の期間を一週間とも言われてまして、悟りを開いた日が12月8日と言われています。
 
この事から、私たちでは12月の1日から7日、そして8日はお釈迦様のお悟りを讃え、行持るため臘八摂心、成道会を行っているのです。
11日、紅葉の植樹
また、今月の11日、風頭公園まで行く道の所で紅葉の植樹が行われました。
天候もよく晧臺寺から僧侶が手伝いに行きました
 
計30本の紅葉が植えられました。
 
 
 

北九州予備校坐禅会

2020-11-08
坐禅をしている予備校生たち
5月に入り、毎朝全員でお集まり。
年長さんが、小さい組さんをリードしてくれ、ピアノに合わせてリズム表現したり、わらべうたあそびしたり3つの音符3つの音符3つの音符
楽しい時間をすごしています。
 
11月3日に当山で、北九州予備校の坐禅会が行われた。
参加者は、およそ50名。
 
予備校の生徒達は姿勢を正し息を整えて、約30分程度の坐禅に打ち込んでました。
 
例年、北九州予備校はこの時期に坐禅をしに来ています。
この坐禅は受験合格の祈願のものではなく
受験勉強で疲れている心をリラックスしてもらう坐禅です
 
この日は皆さん、身体も心も受験勉強のことから離れて只ひたすらに坐禅をして頂けたと思います。
 
 
まさに、只管打坐。
2020-10-05
天福寺住職 塩屋秀見老師
秀見老師が法話をされる
12月25日。世間はクリスマスですが、ここ晧臺寺では歳末布薩会というものが行われました。
 
『布薩』とは何か?
それは、お釈迦様がお示しされた生き方に寄り添って日々を送れているか今の自分を省みる行持です。
 省みることにより、懴悔の心=済みませんの心を生むことができます。つまりお陰様の心、謙虚の心=人間が生まれ持つ仏心を呼び起こすことです。
 今回は約150名の方々がお見えになり、仏様のような顔になってお帰りになりました。
 
 
 
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