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晧臺寺ブログ

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晧臺寺降誕会

2020-04-10
4月8日、当山でお釈迦様の誕生を祝い尊ぶ法要、仏降誕会が行われました。
お釈迦様は誕生されたとき、七歩進み右手は天を指し左手は地を指して「天上天下唯我独尊」と言ったと伝えられています。
この言葉は『人は誰もが尊い命である』という意味です。
 
また、お釈迦様の誕生を竜王が祝い甘露の雨を降らせたと言われていまして、これが今の花まつりでお釈迦様に甘茶を掛けるものになっています。

令和二年 春彼岸会 

2020-03-29
晧臺寺彼岸会
お彼岸とは、 
春分と秋分を中日にして七日の間、ご先祖様を供養する仏事です。
インドと中国を伝わり日本に伝来した仏教ですが、このお彼岸という行事は日本だけの仏事でございます。
 
 
3月19日から21日までの間、ここ晧臺寺では彼岸会の法要が行われました。
今年は、新型コロナウイルスの感染防止のため山内の僧侶のみの法要となりました。
彼岸会の初日、今回はお檀家様がいない稀に見ないお彼岸の風景で、私たち僧侶も内心落ち着きませんでした。
 
二日目は、戦死者及び原爆戦災者供養の法要と永代供養法要が行われました。
 
方丈の齋藤芳寛老師が導師をつとめられました。
三日目、彼岸施食会の法要が行わました。
 
この法要で当山の春彼岸会は終わりとなります。
参拝のいない本堂での法要はとても閑散として寂しいものでした。
 
次の秋彼岸はこの世界状況が回復して皆々様と共に法要ができますよう、切に願っています。

3.11

2020-03-11
3月18日より21日まで、春彼岸会法要が執り行われました。700名近くの申込みがあり、参拝者は延べ300名でした。法要の後は、埼玉県慈眼寺の西村住職の法話があり、参詣者の方々は熱心に聴講されていました。
 本日3月11日14時46分晧臺寺より追悼の鐘が鳴り響きました、今日で東日本大震災から9年という月日が立ちました。
 
当時はこの震災で日本全国に衝撃が走りました。様々なメディアはこの事でいっぱいで日本の未来がどうなるのか、不安になったのを今でも覚えています。
 今では復興を進んでいますが、まだ自分の家に帰れっていない人がたくさんいます。
 
我々は、この事を過去のものと考えずに何をしていく考えていかないのだと思います。
大仏殿にある毘盧遮那仏

 

2020-02-27
 2月16日に、晧臺寺の一人の雲水が自分のお寺に戻られました。
 海外の方で、フランスにお寺があります。彼らは日本に来て高祖道元禅師の教えを学びたくして来られています。
 短い期間に一生懸命に言葉が通じにくいここ日本で修行しています。
 ある意味日本人の私たちよりも熱心で見習うべきところがたくさんありました。
 当山には、まだ海外の方が修行しています。そして、今年の春にも何人か海外から来るそうです。
 
道元禅師様が中国に渡り、仏法を求めた様に彼らも仏法を学びに命懸けでここに修行しに来ているのです

晧臺寺 涅槃会

2020-02-20
当山の涅槃図
上の写真は『涅槃図』というものです。2月1日から15日の間、晧臺寺の本堂に飾られていました。
 
 2月15日はお釈迦様の入滅の日、お亡くなられた日です。
当山ではお釈迦様の追慕と報恩の法要『涅槃会』が行われました。
 涅槃とは、煩悩がなくなった心の境地のことです。サンスクリット語ではニルヴァーナと言います。また、ここではお釈迦様がお亡くなられた事を示す言葉として使われています。
 
 
涅槃会の様子
 お釈迦様にまつわる三つの法要を三仏忌と言います。
 
 お釈迦様がお生まれた4月8日「降誕会」、お悟りをお開きになられた12月8日「成道会」、そしてお亡くなられた2月15日が今回の「涅槃会」です。
 晧臺寺では、雲水たちがお釈迦様にお茶等をお供えして、御経を挙げさせて頂きました。
宗教法人 晧台寺
〒850-0872
長崎県長崎市寺町1番1号
TEL.095-823-7211
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